【体験談】尿路結石にはウラジロガシ茶が効きました
尿路結石体験談後半です。前半の記事は以下に貼っておくのでお時間ございましたら、是非読んで下さい。
石が出るまでが長すぎる
尿路結石と診断されてから4ヶ月経っても未だに石は出ませんでした。通常は発見から3か月程度でスッキリなさる患者が多いそうです。
でも、変化はありました。背中から腰の痛みが体の前に移ってきて、下腹部が痛むようになりました。前に移ったということは排石ももうすぐだろうと希望が持てました。
しかし、痛みが前に移ることによる弊害は、痛みに伴う吐き気です。これがまた辛かった。。。
発作が起こると、もれなく吐き気がついてきて食欲も奪われてしまいます。これは予想していなっかった。ただ痛いだけと思っていたので、二重に苦しかったです。尿路結石になると1日2リットル以上の水を摂取しなくてはなりませんが、吐き気があるときは水さえも受け付けてくれませんでした。
いつになったら出てきてくれるのか、ひょっとすると出てこないのではないか、など、色々考えてしまいます。尿道から石が出るイメージが全く掴めなかったです。9mmという大きさは丁度石が出るか出ないかの分かれ目だそうです。石が出なさそうならば入院して粉砕してもらうことになります。
痛くないときは「入院なんてしたくない」と思うのに、痛いときは「入院したい。早く石を潰してくれ~」と思います。痛みが人間の考え方を180度変えてしまうのを痛感します。
尿路結石にいいお茶がある
なにを思ったか、amazonで「尿路結石」と検索してみました。すると聞いたことのないお茶の名前が出てきました。ウラジロガシ茶といいます。
レビューを見ると、「石が粘土みたいになって出てきた」とか「飲んだらすぐ出てきた」とか、まるで魔法のようなお茶。こういうのを聞くと胡散臭いなと思う私ですが、早く治したいと藁にも縋る思いでポチりました。1箱500円弱ですが、あわせ買い対象商品ということで5箱買いました。5箱は多いと思い、ポチる前に地元の薬局を3軒ほど廻ったのですが、どこも取り扱いしてませんでした。
家に届くと早速飲んでみました。味はドクダミ茶っぽく、お茶というよりはティーといったほうがいいと思う味です。シンプルにおいしい。「良薬は口に苦し」ということわざなど完全無視です。
飲んで2日後に排石
あっさり出ました。ウラジロガシ茶に今年最大のお礼を言いたいです。尿道から排石する時が一番痛いと思ってましたが、無痛でした。
石が出て最初に思ったことは、「ああ美味しいものを美味しく食べられることってなんて幸せなんだろう」です。これは痛みのない生活ではつい忘れてしまうことです。
石はそのまま下水管の彼方まで行ってしまったので自分なりに石が出来てしまった原因を考えてみました。思い当たる節が一つありました。大学入学前、夜な夜な大好きなビタミン炭酸MATCHを毎日のように飲んでいたのが原因かなと思います。酒のように飲んでいたので、ちょっとマズかったかなと思うのです。
尿路結石は再発するみたいですが、二度とこんな思いはしたくないです。気休めに、100パック近く余ってしまったウラジロガシ茶をちまちま消費していこうと思います。
「ナッジ理論」を知る
ナッジ理論とは
最近、「ナッジ理論」というものを学んだ。ナッジ(nudge)とは、英語で「軽く突く」という意味であり、「そっと後押しするもの」と捉えられている。このナッジ理論は行動経済学の分野である。
ナッジは2017年のノーベル経済学賞受賞者であるシカゴ大学のリチャード・セイラー教授が生み出した概念である。
セイラー教授は清掃費が高いという空港の男子小便器に一匹のハエを描いてみた。すると、そのトイレの清掃費が8割減少するという驚きの結果となった。
私も小便器にてんとう虫の絵が貼っているのを見たことがあるが、これがナッジだったのかと改めて知った。
ナッジ理論のここが凄い
ナッジ理論の凄いところは、金銭的インセンティブに頼ることなく、あくまでも個人が自然とそうしたいと思わせる仕組みである。
不法投棄やごみのポイ捨てなど、個人の意識に原因のある社会問題は山ほどある。
これらは「一人くらいいいだろう」の積み重なりである。そしてそれを見た人が「みんながやるから自分もやる」という意識でどんどん問題は大きくなる。もれなく全員が「ちょっとの面倒くささ」という犠牲を払えばこれらの問題が解決するが、非現実的である。
この状況に一石投じるのがナッジである。ナッジは各々が、無意識に小さな犠牲を払う仕組みをデザインする。
アーキテクチャによる規制との違い
私は、ナッジはアーキテクチャによる規制と同じことかなと思った。しかし、厳密には違うように思われる。ナッジは人に行動を促していてアクティブな要素があるが、アーキテクチャによる規制は受け身である。
アーキテクチャによる規制は、行動をそもそも起こすことができない仕組みである。コピペをしようと思ったらコピーできなかった体験はないだろうか。これはまさしくアーキテクチャによる規制だろう。「したくてもルールに反するからできない」のではなくて、「そもそもできない」のである。
対して、ナッジは基本的にどの選択肢も容易に選ぶことができる。誘導に反する選択肢だって出来てしまうが、やはり、男性が小便器に的があったら狙いたくなってしまうように、つい無意識に誘導されてしまう。
人の意識が原因で起こる諸問題が無くならない限り、いくらでもナッジを考案する余地があると思う。とはいっても、なかなか思いつくのは難しい。思いついたナッジがポイ捨て問題などを一気に解決したらノーベル賞もんだ。
【体験談】大学生なのに尿路結石にかかってしまった
血尿が出る
あれは大学入学時の健康診断の時でした。
尿検査は高校までとは違って即時に結果が出るタイプのものでしたので、少しドキドキしておりました。五人ずつ検査をしていくのですが、引っかかる人なんて、まあ居ません。順番で前の人から次々と検査結果用紙を貰って退室していき、私もすまし顔で結果用紙を受け取りました。
渡されると同時に「あなたは再検査です。」と言われました。
「そうですか。」(まじかよ)
このいきなり突き放されたような感覚。事務的な言葉が結構ぐさっと来るものです。
次の日、目に見えて分かるほどの血尿が出ました。再検査のことなんて忘れて即日泌尿器科を受診しました。しかし、エコーで診てもらってもその原因は判りませんでした。
原因の判らない血尿が一番怖い。
数日後に尿路CTスキャンを取ると腎臓の出口付近に石を発見しました。9mmの大きな石です。どうやら私は大学生にしてオッサンのかかるような病気にかかってしまったようです。
この時、痛みは全くありませんでした。
尿路結石ってめちゃくちゃ痛いんじゃないの?
はい、石が腎臓から出て尿管に入ってからが地獄です。普段は尿しか通らない細い道をトゲトゲした石が通ろうとしているのですから、それはそれは痛いものです。
どのくらいの痛いのかというと、喋ることができないくらいでしょうか。腰と腹に力が入り、ずっとウーウー唸っていました。
普通痛みというのは一番楽になる体勢があったりするものですが、石の痛みは座ろうが
寝ようが同じ痛みです。逃げ場が無いのです。
でも、なんとか座薬を打ったりして耐えられます。考える人のポーズをしていたら痛みが引いた時もありました。
そして、こんなに痛いのが石が出るまで毎日続くという訳ではなく、全く痛みのない日もあります。むしろ痛みのない日の方が多かったです。痛みは発作的に襲ってくる感じでした。
こんなに痛みに一ヶ月程耐えているのに、石が出る気配は全くありません。
果たして石が出るまでどのくらいかかったのでしょう。
さて、尿路結石体験談2、石が出るまでの話はおいおい記事にしますね。
(2018/10/11)↓↓続きの記事を書きました。良かったらご覧ください。↓↓
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